標高差:454m(黒原山)
累積標高差:725m

2017年09月26日


宍粟50山に戻る

兵庫県宍粟市一宮町黒原
登り:2時間14分
下り:1時間34分
コースタイム:3時間52分

第二段、逆回り登り直し
午前中は登山口@から順廻りで登り掛けたが、尾根の取付を見逃し、山中を迷走の結果、正規の登山道を見付けることが出来ず、一旦、下山して駐車場に戻り、そのまま逆回りの登山口Aから登り直すことにした。順廻りで道迷いしたので逆回りなら登れるだろうの判断からである。

Road Map :R29を北上し、一宮町 安積橋交差点を右折し北上し、R429に入り、黒原集落に至る。
Route Map:登山口Aから登り始め、三郡山から登山口A側に下山する。
宍粟50山』   午前中に周回を終えるはずだったが道間違えでリタイヤしたので午後にリベンジする。
三郡山
簡単に済ます予定であったが、前調べをしておけば道間違いが無かっただろうし、適切な道標があれば順調に周回出来たはずであるが、ここでは無いとの判断から道間違いによる迷走をしてしまった。
宍粟別撰5山終了
この5山が追加されたのをネットで知ったのは夏に入ってからで、宍粟50山を完登しているので、別撰5山も済まさなくてはの単純な乗りからだった。9月19日の秋葉山を手始めに1週間で5山を済ますことが出来た。相変わらず宍粟の山にお気に入りになる山は無かった。
53〕三群山 (950m)
さんぐんやま
明神山 (791m)
三郡山 (950m)
黒原山 (978m)
奥組山  (846m)
駐車場から6分程下ると登山口Aに着く。林道入口は今朝早くにコンクリートが打たれていたがもう固まっている様だった。念の為にコンクリートを打っていない所を通る。
第一弾の道間違えリタイヤで駐車場に戻り、GPSをリセットして直ぐに登山口Aに向かう。仕切り直しは既に11時32分になっていた。
伐採されたてのヒノキの丸太が道を塞いでいた。
丸太の向こうには道の真ん中で作業者が昼寝していた。
軽トラなら問題無く走れそうな林道を進んで行く。
林道は二股に分かれ、赤テープは二股の真ん中にあったので、右か左か、どちらに行けば良いのか判らなくなる。こんな所には道標が欲しいもの
だ。右側の道を選ぶが、左側の道の方が近道だった様だ。
林道は荒れて来て、水が流れ沢になっていた。
既に車が通れる状態ではない。
尾根筋の道を登って行くと直ぐに下りになってしまう。
林道を進んでいると左手の斜面に赤テープが3ヶ所に見られた。赤テープ以外は何の表示も無かったが、ここを登ってみると、尾根筋の道に出た。ここが本来の登山口なのだ。
踏み跡の薄い尾根筋の登山道を進んで行く。
小さなピークを越えると林道の終点と出合った。先程の林道分岐を左側に進んでいれば、ここに出られたと思われる。ここは道標が欲しい所だ。
緑樹のこの季節も悪くないが、広葉時期も落葉時期ももっと良い感じに化けそうな所である。
ヒノキの植林帯から広葉樹林帯となり、雰囲気は良くなってくる。
ここまで展望のまったく利かない広葉樹林帯であったが、ここに来て急に展望が開ける。ここは奥組山の直ぐ下であった。
山頂の表示板は俺より字の汚い手書きだったが、奥組山を ”おぐみやま”と読むことは判った。
1時間05分にて、展望地の直ぐ上が ”奥組山”(846m)だった。
山頂からは先ほどの展望地以外の展望はまったく無しだった。
1時間19分にて開けた所に出たが、ここが ”アンテナピーク”だった。少し奥には粗大ゴミであるアンテナの残骸は放置してあった。
第一弾から休憩無しで歩いているので疲れて来た。
後は展望の利かない尾根道を淡々と歩いて行くだけ。退屈な道だ。
何の変化もない道が続くので、場所の記憶が何も残らない感じだ。
主尾根と支尾根が合わさる様な所では道間違いしない様に、こんな道標が出て来るが、こんなのを登山口@からの尾根取付にも欲しかった。
又々、開けた所に出た。ここが ”黒原山”(978m)だった。
山頂は開けているが、これで360°展望が無いクソ山なのだ。
ドングリの背比べではあるが ”黒原山”は ”三郡山”より標高が高いのだ。
”黒原山”からは緩く長く下って行く。
有難い方向指示道標が出て来る。
急な登り返しはなくて、緩やかに登り返して行く。
周辺は殺伐としたヒノキの植林帯となって来た。
更に下りが続くので登り返しが心配になって来る。
山頂表示板には落書きで展望所の方向が書かれていたので行ってみる。
主峰である ”三郡山”(950m)が見えて来た。
この山頂も360°展望の無いクソ山である。
展望所からはヒノキの隙間から、これだけが見えるだけ。
何が展望所じゃ!  がっかりして直ぐに下山に入る。
少しあるけば展望所に着くが、言う程の展望は得られなかった。
本来、登って来たはずの尾根道を下って行く。
何々の源流と言うのは単なるその地区の自己満足であり、見に行っても詰まらないのは明らかだと思う。なので見には行かない。
登り方向での道標なので下りでは若干の違和感があるが、充分に役に立っている。
終始、緩やかに下って行く。
徐々にヤセ尾根になり、面白い道になる感じがして来た。
標高だけの表示であるが、これが地図と照らし合わせて現位置の確認には役立つ。
最初で最後の岩峰的な道となる。
ヤセ尾根とは言えないかも知れないが、少しは変化のある道になって来た。
途中、山頂の展望所より遥かに開けた場所があった。
確信は無いが、この2つのピークの内、どちらかが ”三郡山”だと思う。
いよいよ、急下り尾根に入って行く。午前の第一弾の時にはこの近くを通っているはずなので、その時に、この道標に出合いたかった。
徐々に下り勾配が増して来た。
勾配はどんどんきつくなって来る。登りではまだしも、下りではきつい。
階段もステップも無い一枚斜面なので、勾配度合はきつく感じる。
沢音が大きな音で聞こえ出し、沢が見えて来ると、崖の様な斜度になってくる。
滑らない様に下って行くのに時間を要してしまった。
急尾根を下り終えて沢に出て、尾根を振り返り見て一人反省会をする。午前中にも、この尾根を見ていたのだが、踏み跡は薄く、まさかこの尾根ではないだろう。と思ってしまったのだった。古びた赤いテープがあったが、ここに道標が欲しかった。
午前の第一弾では沢沿いのはっきりした踏み跡を辿ってしまったのだった。
本日、3度目の登山口@に戻る。
本日、3度目の渡渉をする。
逆回りで順調に周回することが出来、下山1時間34分にて駐車場に戻ることが出来た。 今日は第一弾、第二段を合せて6時間34分の山歩きとなってしまった。
第二弾:逆回り編